PICK UP ARTIST #006"かたこと"

湘南出身の3ピースバンド“かたこと”。現役高校三年生。今夏、未確認フェスティバルに選出され、普通なら浮かれるところだが、しっかり地に足ついた答えばかりが帰ってきた。自分たちの目標を見据えて常に上と戦ってゆく、若手離れしたそのスタンスに興味を持って読んでほしい。

ライブのスタンス的なところは、SUPER BEAVERなんですけど、立ち位置的にはユニゾン

・今日は忙しい中、ありがとうございます、宜しくお願い致します!
たくみ:ギターボーカルのたくみです。
じゅん:かたことのベースの、じゅんです。よろしくお願いします。

・かたことの始まりから伺って行きたいんですが、どういった経緯でできたバンドなんですか?
じゅん:「かたこと」という名前ができたのは中学2年の時で、僕が友達と二人でアコギを始めようぜってなって始めようとしたんですが、「これ二人でアコギ弾いていても似合わないな」ってなって、今はいないんですけど、もう一人のやつがエレキギターを買って、僕がベースを買って、それで「かたこと」っていう名前のグループができました。

・じゃあ、最初はバンドではなかったんですね。
じゅん:そうです。中三の秋くらいに、小学校の低学年の同級生のたくみのツイッターを見つけて、アコギを弾いて歌っているアイコンだったんですよ。それでDMしました。
たくみ:僕は小学校の時に転校していたんですが、急に「スタジオに入りませんか?」って敬語でDMきたのでビクビクしながら一緒にスタジオ入りました。
じゅん:スタジオ入ってその頃から歌がよかったので、「かたことってバンドなんだけど、一緒にやらね?」って誘いました。
たくみ:で、俺はもともとゆずが好きで、ゆずになりたくて歌ってたんですよ、なのでバンドをやるってことに対して興味なかったんですけど、自分の音楽活動の糧になればと思ってはじめたら、いつの間にかかたことが中心になっていました。

・ 二人ともまだ、高校3年生の代ですが、初ライブはいつでしょうか?
たくみ:中学生のバンドの大会が最初です。最初、二人でコピーとかやるのかなーって思っていたら「(じゅんが)オリジナルやる」って決めていて(笑)。その時ドラムいなかったんですけど「見つけてくる」って言って見つけて来たんです(笑)。で、「曲どうするの?」って聞いたら俺が書くことになってて(笑)。いろいろとあったんですけど、そのライブで賞をいただいたのがきっかけで。
じゅん:”かたこと”いけるぞってなって(笑)。
たくみ:その後高校生になって、地元のライブハウスにも出るようになったんですが、ドラムが留学で抜けちゃったんですね。今みたいなペースの活動じゃなかったんで僕は「活動休止かな」と思っていたんですが。じゅんがまた「ドラム見つけてくる」って (笑)。
じゅん:Youtubeでたくと見つけたんですけど。彼がちょっと有名だったんですよ「叩いて見た」で。またDMして誘って、加入してくれて(笑)。

・とにかくじゅんさんがアグレッシブですよね(笑)。    
たくみ:そこから月2、3本のペースになってきて都内にも出始めました。 下北界隈に出始めたらどんどんお誘いが増えてくれて、活動的になって行って。3月に1stデモを出しました。

・お2人の音楽的なルーツはどこにありますか?
たくみ:多分、一番曲に影響しているのは作曲している俺だと思うんですが、小さい頃にエレクトーンをやっていたんですけど、アニメソングだったりを聞いて「メロディがだせえなあ」とか俺だったらこうするのにってと風に漠然と感じていました。音楽をがっつりやろうという気は無かったんですが、ゆずの「栄光の架け橋」をきいて、ギターにのめり込んで行きました。それからUNISON SQUARE GARDEN(以下ユニゾン)。バンドでもこういうことができるんだ、と思って。音の感じだったりも好きで、ロックとJPOPのいい塩梅だと感じたんですよね、当時。

・なるほど、じゅんさんはいかがでしょう?
じゅん:僕はベボベですね。小学生のときラジオがめちゃくちゃ好きで、持ち歩いていたくらい聞いていたんですよ。で、NHK FMで流れてきた「ラブレターフロムハートビート」っていう曲を聞いて「めっちゃいいじゃん!」ってなって。その時、SCHOOL OF LOCKのコーナーもあったので、リンクして。

・それまではバンドは聞いていなかったんでしょうか?
じゅん:聞いて無かったですね。適当にJPOPきいて適当な感想いってました(笑)。あとPAGEっていうラッパーの人も聞いてました、すげー好きで。
たくみ:でも、バンドの音楽に触れて良いって思ったのが小6ってすごいよね。今バンプ聞いたら超かっこいいけど、昔はわかんなかったもん。

・今後どんなバンドになっていきたいか、など聞かせてもらえますか?
たくみ:なんかそのスタンス的にはSUPER BEAVER。でも立ち位置的にはユニゾンみたいな感じ。

・その合体、スーパー売れてるじゃないですか(笑)。
たくみ:でもなんかユニゾンって、あんまでかいとことでやらないようにしてたらしくて。 ライブにはその、適切な距離感があって。バカでかいとこで聞くものと、ライブハウスとかで聞くのは全然違うじゃ無いですか。その距離感にこだわってずっとやってきてる。アニメのタイアップとかとっても、ロックのファンとアニメのファンをうまい具合にどっちもいいと思わせるような感じですかね。ちゃんと”バンド”らしく活動したい。

・ たしかに下積みは長いバンドだと思います(ユニゾン)。251に2006年とかのポスターあったので多分相当ライブハウスでやってたかと。
たくみ:でもライブのスタンスはかたこととちょっと違うなっていうのは最近思っていて、ユニゾンって全然MCしないんですよ。煽ったりとかも一切なし。でもなんか自分的にはSUPER BEAVERみたいな、ああいう熱い心をこう…グッと掴む感じ。が、本当にかっこいいと思ってて。だから、そのライブのスタンス的なところはSUPER BEAVERなんですけど、立ち位置的にはユニゾンみたいな。

・じゅんさん的にはどうでしょうか?
じゅん:ありきたりなことばっかはやりたくないかなって感じです。スタンスだったり立ち位置に関しては、たくみと考えてることは一緒ですね。

「お前が思ってる以上にできるから!」

・ 以外と、根性論でガツガツしていきたいように思えますね。
たくみ:そうですね。まあでもなんかその熱いその、お客さんの心のど真ん中をバーンと突くような曲、歌、演奏もあって、でも冷静に見たらけっこう難しいことやってるなみたいな。一筋縄ではいかないちょっとひねくれた感じ。例えば、王道な曲をやったとして、王道だけど、なんかここは王道じゃないみたいな、そういう表現をなんかしら入れたいというか、曲の中で。その「王道な曲やります」、「はい王道だったー」で終わりたくないです。なんか途中で「え?」って一瞬させたいんですよね。僕がひねくれてるんですよきっと。
じゅん:たくみの捻くれってバンドマンの捻くれじゃないんですよなんか。いい意味でバンドやってない人のひねくれ方っていうか。
たくみ:なんだろう、なんかその、なんだろうな…。自分はまだできるぞっていうのを知ってほしいというか…。俺はそのままじゃないから、そんな程度じゃないんだぜっていうのを言いたいから多分捻くれてるんですよ、きっと。
じゅん:今に見てろよって(笑)、覚えとけよって(笑)。
たくみ:「お前が思ってる以上にできるから!」みたいな。まだ今の自分の頭に思い描いてるものと、やってるものにちょっと差があって。頭に思い描いてるものを完全に再現できてないんですよね。色んな要因があっるんですけど、技術だったり、なんか、なんだろうな。もっとできるんですよね。

・では最後になりますが7月14日に控えた251での企画「かたことでも伝えたいvol.2」はどんな1日になりそうですか?
たくみ:なんか最近毎回ライブする度に、なんかどう考えてもかたことが良くなってってて、大幅に。ライブの期間が空いてるが故なのか、1回1回の密度というか、本当に「味濃っ!」って思うくらいのライブができると思います。 じゅん:対バンは、お馴染みといえばお馴染みのメンツなんですが、この4バンドの組み合わせはありそうでないので楽しみにしてほしいです。

・ありがとうございました。



かたこと

PROFILE:
Gt.Vo たくみ Ba じゅん Dr たくと
湘南発3ピースロックバンド。 下北沢・横浜・渋谷を中心に様々な場所で精力的に活動中。

LIVE:
‪2018/07/14(土)‪
東京・下北沢CLUB251‬‬
“かたことpre.かたことでもあなたに伝えたい vol.2”

出演:かたこと/ユレニワ/FAITH/レイラ
開場‪17:30/開演‪18:00前売¥2,000/当日¥2,500(+1D¥500)

かたことオフィシャルサイト
オフィシャルツイッター

CLUB251 OFFICIAL WEB SITE

 
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