PICK UP ARTIST #012"The cold tommy"

2019年『FREEZE THE JEWEL』のリリースもあり、ギアをまた一つ上げた印象のThe cold tommy。251も間近で応援さて頂いてます。そして12月13日に251では初となるワンマンライブ。何か1枚余計なフィルターが外れたかの様な、メンバーの意志や人間味が伝わりやすくなった感の強い現在進行形のThe cold tommyにお話を伺いました。

 

見返りがなくても、返答がなくても、信じてる気持ちみたいなものを

・7月にニューアルバム『FREEZE THE JEWEL』をリリースし先日ツアーファイナルを迎えましたが今ツアーの手応えはどうでしたか?

榊原:どのライブもいいものにしたい気持ちでいるのですが、今回会場限定盤のリリースツアーという事もあって一つ一つのライブでしっかり届けたいという気持ちが持てたツアーでした。

研井:そうですね、僕の性格的部分の話なんですけど、心の繋がりを本質的に求めたい部分があって…。本質的といっても僕が大事に思ってるってくらいの意味なんですけど。見返りがなくても、返答がなくても、信じてる気持ちみたいなものを確かめたくなったり、試したくなったりと。そういう探り合いみたいな気持ちを不純物としてではなく呑み込んだ上で 考えないようにしたいなみたいな事を思ってて。それが来てくれた人たちや改めて3人で音を出すという行為のおかげでどこでもできるようになりました。

・曲を書いて歌う人の性ですかね。

研井:わかりにくいかもしれないですけど…。要するにすごい感謝しながら爆音が鳴らせるようになりました。それが僕的にはとても良い収穫でした。

・特に印象深いライブはありましたか?

研井:強いて言うなら名古屋ですかね。トリじゃなかったんですがアンコールもらって、トリのバンドのご厚意でやらせてもらってすごいノリがよくて楽しかったです。あと「Ghillie Batが烟る夜」って曲をやる時にドラムソロをチャン(松原)が叩いてて、僕が彼を紹介するんですが「人間暴力ドラム!」とか「メタルコーティングリズムマシン!」とか(笑)、悪口スレスレの言葉が出てくるのが自分で面白かったです。もちろん最大の賛辞なんです。気持ちは(笑)。

・その時の直感で言葉にしているのですね!松原さんは?

松原:そうですね、ツアーにおいて今までより深く新曲たちと向き合えたことですね。これまではニューアルバムが出てツアーを回る頃にはもう既に次の新曲作りに取り掛かってたりすることが多くて。そうするとそっちのモードに入っちゃうことが多くて。

・バンドあるあるですかね。

松原:そっちやりたくなっちゃうじゃないですか!しかもそれが悪いことだとは思えないし。ただ今回はバンドが『FREEZE THE JEWEL』モードだったというか、ちゃんと(笑)。自分で言うのはアレですが、そういうところも良いツアーだったと思うんです。

この姿勢こそが僕らの覚悟かなと

・今作で松原さん的に聴きどころはどの曲ですか?

松原:「飢えより渇き」の土臭いリフに交わる研井さんの表情豊かな唄声ですかね。サビではどちらも広がりを見せたりして。アップテンポの曲とのコントラストを楽しんで欲しいです。

・そこきましたか!個人的にはMVになってる「Needles」も良かったです。

松原:ありがとうございます。「Needles」のMV撮影はギター、ベースの端とか、松原は身体にカメラ付けて撮影したりして。様々な画角の映像が撮れて行く様がとても楽しかったですね。

・音源制作の過程でも拘った点が多かったと思いますが。

松原:今回の盤って録音、ミックス、マスタリング以外のほぼ全てがDIYで。だから良い点、苦労した点は表裏一体です。そしてこの姿勢こそが僕らの覚悟かなと思います。

研井:盤にするにあたっては1枚目って感じで作りました。そしたら良い所も苦労も1枚目って感じになっちゃったって気持ちです(笑)。この気持ちを良い感じって思える所がある種の“覚悟”かなって思う気もしますね。とても素敵な事だと思います。

榊原:曲や演奏は集中して楽しくできたと思います。ただ、うちのバンドはスケジュールを立てるのが得意な人がいないので(笑)、そこだけは苦労しました。

・なぜ(笑)?

榊原:いつもリハーサルの後ミーティングしてるんですけど、演奏後なのでみんな頭がフワフワしちゃって(笑)。当たり前ですが音楽以外の事も全部自分達でやってるので、楽しむ為には苦労しますね。

過去最高の日にしたい

・さて251では初となるワンマンライブが控えておりますが。

研井:251は僕が24歳の時に東京に出てきて初めてライブやったところなんです。事実としてはわかってても経験としてはこの世にライブハウスは広島の4つくらいしか存在しないって認識だったから、はじめて251でやった時「なんか凄いな」って思ったし今もその気持ちがずっとあって。具体的に言うと「すごいカッコいい場所だな」って。それで自分達も、自分でカッコいいことやってるって心から思えるようになったから、このカッコいい場所をカッコよく鳴らせるんじゃないかと思ってます。

・嬉しいですね、ありがとうございます!

研井:バンドとライブハウスって本人とギターみたいな関係っていうか、終わりなくずっと良い鳴り探したい欲求がワクワク湧いてくる感じがあって、そういう場所に運命的に出会えた幸福を今後ずっと噛み締めたいんで、その一発目って感じでワクワクにブチ当たりたいと考えております。

松原:見終わった後に「今後のライヴも行かなきゃ」って思ってもらいたいですね。そう思う様な着地点であり出発点であるようなライブになれば良いなって思います。

・SNSにアップしているドラム自撮りはワンマンもやるのでしょうか(笑)?

松原:もちろんです!記録も兼ねているので。でも当日ドタバタしてたらうっかり忘れる可能性もあるので、そんな時のためにも当日会場へお越し下さい(笑)。

・では最後にワンマンに向けてコメントをお願いします。

榊原:過去最高の日にしたいです!今が一番良いライブをする自信がありますし、観たことある人もない人も楽しいと思うので是非来てほしいです!

松原:頭を真っ白にして全身全霊で楽しんで欲しいです!観てくれる貴方たちも、自分たち自身も、常に良いマインドでいられたらと思います!ただひたすらに!

研井:魂から浄化して世直ししたい。そういう音を鳴らせる場所をつくっていきたいです。いっぱい。その一発目の場所にします。楽しみ過ぎてます。絶対来てね!

・ありがとうございました。
PHOTO:大川茉莉

The cold tommy

"The cold tommy ONEMAN LIVE 2019"
‪2019/12/13(金) 東京・下北沢CLUB251‬‬
開場‪18:30/開演‪19:00 adv¥3,000/door¥3,500(別途1D 600円)

『FREEZE THE JEWEL』 NOW ON SALE!!
収録曲:1.飢えより渇き 2.ゆれ おちる 繭 3.Ghillie Batが烟る夜 4.FRIDAY DADA 5.Needles 6.HARAJUKU 7.Technology

The cold tommyオフィシャルサイト
オフィシャルツイッター

CLUB251 OFFICIAL WEB SITE

 
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